5月第5週の日経平均株価は日米首脳会談から

先週の日経平均株価のおさらい

先週の日経平均株価は米中貿易摩擦問題に振り回される一週間でした。
グーグルがファーウェイへのOS提供を停止する動きを見せたことで、ソフトバンクなどファーウェイのスマートフォンに関連する企業が警戒感を示しました。
このようなファーウェイショックで、21000円ラインを一時的に割りましたが、なんとな週末時点では21000円ラインを維持して取引を終えています。




日経平均株価の下値メドは?

私はいつもPERの水準で判断しています。
その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準であり、日本市場の7割は海外投資家によって売買されているからです。
PERはEPSとセットで考えます。
EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。
先週金曜日の日経平均株価のPERは11.86倍、EPSは1,780.54円でした。
昨今のまま不安な世界情勢が続けば下記の上値メドと
下値メドが考えられます。
——————————-
PER13倍:23,147.02円→上値メド
PER12倍:21,366.48円→妥当な水準の中心
PER11倍:19,585.94円→下値メド
——————————-
もちろん、下値メドや上値メドはそこまで下がったり上がるわけではなく、この水準を割ったり越えると反発するという目安として考えましょう。

PER水準で振り返る一週間

先週の日経平均株価をPERで振り返ってみます。
5/24 PER11.86倍
5/23 PER11.86倍
5/22 PER11.93倍
5/21 PER11.95倍
5/20 PER11.97倍
じわじわと、PERが下がってきています。
これは市場参加者が日経の主要企業の先行きを不安視している表れです。
米中貿易摩擦問題が長続きしそうなことから、PER水準は11倍を下限にした市場コンセンサスが広がりそうです。
当面はPER11倍19,585.94円を下値メドとし、この値を割ってから反発するタイミングで買いに入れる戦略が有効でしょう。
参考書籍:
【POD】“地頭”がいい人の問題解決力 (年収1億稼ぐための基礎力養成講座) [ 午堂登紀雄 ]

相場分析ができるようになってから自動売買を開始することで、不安になったりしにくくなります。自動売買は何も知らなくてもできるという広告がありますが、相場は人が介在します。しっかりとトレード基礎を学んでからでないと、自動売買システムを使いこなせません。

以上を理解した上ですぐに自動売買を始めたい方はコチラ
※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。
また、健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも筆者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。