ボリンジャーバンドでは、終値だけを使って算出します。
例えば2019年2月の225先物日中データを例にします。
たとえば2月28日時点の5日間の平均値は
2/22-28までの終値の平均であることから、
(21400+21550+21480+21560+21390)/5=21467
これで平均値が出ます。
次は分散を計算します。
分散は2/22-28までの終値と平均の差を二乗して足し上げ、足した数で割ります。
{(21400-21467)^2+(21550-21467)^2+(21480-21467)^2+(21560-21467)^2+(21390-21467)^2}/5
={(-67)^2+83^2+13^2+93^2+(-77)^2}/5
=(4489+6889+169+8649+5929)/5
=26125/5
=5225
この分散はσ^2であるため、標準偏差を求めるには平方根を取ります。
σ=√5225≒72
これを平均値21467に足したり引いたりします。
21467+72=21539
21467-72=21395
平均が21467、
平均+σは21539
平均−σは21395。
2/28の終値が21390であることから、
若干の売られ過ぎであることがわかります。
私は3σくらいまでの計算を行いながら判断しています。
このように自分の手を動かして計算することを強くオススメします。手法に使われる人でわなく、手法を使いこなす人になりましょう。
AIトレードもこのように原理を一つずつ読み解けば難しくはありません。
※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。