【初心者向け】債券の金利と価格の関係について

債券の価格は
景気や経済の情勢によって
変化します。
しかし、債券価格の上昇と下落には
法則があり、金利の上昇と下落が
大きく関係しています。
今回は債権の価格と債券の利回りについて説明をしていきます。



債券価格とは
流通市場(二次市場)で
取引される債券を
取引する価格の事を言います。

債券は発行市場で
基本的には100円で発行されます。
購入した債券は
利息と償還日に
受け取れる償還金は
変わりません。

つまり、
債券は満期で利益を
受け取る場合は
利益が変動しない金融商品です。
しかし、
満期を待たずに債券を
時価で売却したい場合は異なります。

100円で発行された債券を
流通市場で売却を行うと、
売却した時の景気や
経済の情勢によって
債券の価格が変動します。



債券価格と金利には
大きな関係性があります。
金利が上昇すると
債券の価格は下がり、
金利が下落すると
債券の価格は上がるのです。
金利1%、元本100円で
購入した5年満期の債券が
あったとします。

満期で受け取ることが
できる額は105円になりますが、
これを時価売却する事にしました。
しかし、金利が上昇し、
新しい債券は金利2%、
元本100円の5年満期に
なったとします。

金利1%の古い債券では
受け取れる利益も
少なくなってしまうので
誰も買ってくれません。
金利2%の債券が
満期で受け取れる
償還金は110円です。

古い債券の価格は
新しい債券の利益と
古い債券の利益の
差額を引けば良いので、
100-(10-5)=95円
とすれば
購入してもらえる様になります。



参考
https://crea-lp.com/blog/invest/bondprice-priceinterest-rate/
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