【2019.6.24】今週はG20での米中協議の結果待ち?【初心者向け】


本ブログをお読みいただきありがとうございます。

サラリーマンの筋太郎です。

今回も日経平均株価の相場分析です。

昨日の日経平均株価は微増して21285.99円で取引を終えました。

日経225先物ナイトセッションでも日経225先物期近はやや下落の21180円で引けています。

米国市場はほぼ横ばいです。

やはり、6月28日G20大阪の結果待ちで値動きが鈍くなっています。

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昨晩の欧米市場は?

米国市場

 ニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)が年内に複数回の利下げを実施する可能性を受けドルが下落しました。一方、米国とイランとの緊張が高まっていることで、安全資産としての円に買いが入りました。

 米中首脳は今月末に大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて会談を実施します。市場では少なくとも貿易戦争が休戦状態に入るか注目しています。

 米連邦準備理事会(FRB)は18─19日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定したすると同時に、不確実性の増大などに対応するため年内に最大0.5%ポイントの利下げが実施される可能性があることも示唆。

 市場では、米中が通商問題を巡る緊張の高まりを解消できなければ、FRBは関税引き上げなどの影響から米経済を守るために利下げを実施せざるを得なくなるとの見方が出ています。

 CMEグループのフェドウォッチによると、金利先物市場ではFRBが7月に利下げを決定する確率は100%であることが織り込まれています。このほか、その後は2回の追加利下げが実施される確率が高いことも示されています。[24日 ロイターより]

欧州株式市場

 欧州市場は続落して取引を終えました。ドイツの軟調な経済指標や、ドイツの自動車大手ダイムラーによる利益見通しの引き下げが相場の重しとなりました。

 20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせた米中首脳会談を控え、投資家は慎重な姿勢
を構えています。[24日 ロイターより]

PERから見る日経平均株価の適切な水準は?

PERとは株価収益率を表します。

私はいつもPERの水準で判断しています。

その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。

実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されています。

次に、PERはEPSとセットで考えます。

EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。

株価=EPS×PERです。

昨日の日経平均株価のPERはとEPSは

  • PER: 11.93 倍
  • EPS: 1,784.24 円

でした。

EPSが横這いならば日本企業の稼ぐ力は変わっていないことを意味します。

それでも株価が上がった場合はPERが上昇しています。

さて、日経平均株価のPERから下記の基準が考えられます。

  • PER13倍: 23195.12 円 →上値メド
  • PER12倍: 21410.88 円 →妥当な水準の中心
  • PER11倍: 19626.64 円 →下値メド

ボリンジャーバンドから見る日経平均株価は?

25日単純移動平均線(以下、25SMA)を用いて、標準偏差σを求めます。

このσを平均線に足したもの、引いたものがボリンジャーバンドです。

6/21を含め25日間の日経平均株価の終値は

  • 2019/6/24 21,285.99
  • 2019/6/21 21,258.64
  • 2019/6/20 21,462.86
  • 2019/6/19 21,333.87
  • 2019/6/18 20,972.71
  • 2019/6/17 21,124.00
  • 2019/6/14 21,116.89
  • 2019/6/13 21,032.00
  • 2019/6/12 21,129.72
  • 2019/6/11 21,204.28
  • 2019/6/10 21,134.42
  • 2019/6/7 20,884.71
  • 2019/6/6 20,774.04
  • 2019/6/5 20,776.10
  • 2019/6/4 20,408.54
  • 2019/6/3 20,410.88
  • 2019/5/31 20,601.19
  • 2019/5/30 20942.53
  • 2019/5/29 21003.37
  • 2019/5/28 21260.14
  • 2019/5/27 21182.58
  • 2019/5/24 21117.22
  • 2019/5/23 21151.14
  • 2019/5/22 21283.37
  • 2019/5/21 21272.45

です。

ここから25SMAと標準偏差を求めます。

  • 25SMA 21,044.95 円
  • σ 268.12 円

以上を用いて-3σ~+3σを求めます。

25SMAに標準偏差の1倍~3倍の値を足したり引いたりするだけです。

  • +3σ : 21849.3 円
  • +2σ : 21581.18 円
  • +1σ : 21313.06 円
  • 25SMA : 21044.95 円
  • -1σ : 20776.83 円
  • -2σ : 20508.71 円
  • -3σ : 20240.59 円

ボリンジャーバンド水準で見ると6/24は+1σ:21313.06円まで届かずに終値をつけています。

6/25のナイトセッションでは21180円のため、25SMA:21044.95円を超えて引けています。

6/25は、G20の米中協議の結果を待っているため、6月末までは動きは限定的になるでしょう。

まとめ

  • 今月末のG20の米中協議に注目!?
  • 21411円:PER水準で見た場合→PER12倍
  • 21313円:ボリンジャーバンドで見た場合→+1σ
  • 21045円:ボリンジャーバンドで見た場合→25SMA
  • 20777円:ボリンジャーバンドで見た場合→-1σ

相場の予測はできません。

しかし、いつでも買いと売りが50%の確率で動くわけではありません。

異常な安値はいずれ修正され上がります。

異常な高値はいずれ修正され下がります。

この異常な水準を見極め、確率的に優位なポジションをとることで、長期的に利益が上がります。

そのため、このブログでは株価の予想ではなく現在がどの水準にあるかを常に考えます。

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