昨日は21000円を割り込んでしまった日経平均株価。
昨晩の米国市場は微増のため、本日の日経平均株価の下落は収まりそうです。
先物225ナイトセッションでは20950円で取引を終えています。
本日の東京市場で21000円をとり戻せるかに注目です。
昨晩の米国市場は?
30日の米株式相場は反発。
前日に付けた12週間ぶり安値から持ち直しました。
中国との貿易摩擦で世界の経済成長が妨げられるとの懸念が広がる中、米国債は続伸しました。
利回りは1年8カ月ぶり低水準。
原油相場は大幅下落でした。
日経平均株価の適切な水準は?
私はいつもPERの水準で判断しています。
その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。
実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されています。
次に、PERはEPSとセットで考えます。
EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。
株価=EPS×PERです。
昨日の日経平均株価のPERは11.82倍、EPSは1,771.79円でした。
昨今の世界情勢から下記の基準が考えられます。
- PER13倍:23,033.27円→上値メド
- PER12倍:21,261.48円→妥当な水準の中心
- PER11倍:19,489.69円→下値メド
昨日の日経平均株価は21000円の節目を割り込みました。
本日21000円の節目を戻せなければ20000円まで下落するかもしれません。
参考書籍
ゾーン 相場心理学入門 (ウィザードブックシリーズ) [ マーク・ダグラス ]
おわりに
相場分析ができるようになってから自動売買を開始することで、不安になったりしにくくなります。
自動売買は何も知らなくてもできるという広告がありますが、相場は人が介在します。
しっかりとトレード基礎を学んでからでないと、自動売買システムを使いこなせません。
※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。
また、健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも筆者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。