初心者向けの騰落(とうらく)レシオの見方について解説してみた

今回は騰落(とうらく)レシオという
テクニカル手法について解説します。
騰落レシオとは一定期間の値上がり銘柄数と
値下がり銘柄数の比率を計算した
テクニカル指標です。
売られ過ぎ、買われ過ぎを
判断する逆張りの指標になります。
騰落レシオ計算式:
25日騰落レシオ=
25日間の値上がり銘柄数の合計
÷25日間の値下がり銘柄数の合計×100
東証一部の全銘柄対象の
25日騰落レシオが一般的です。
120以上で買われすぎ80以下で
売られすぎの目安となります。
買われ過ぎ(高値)の判断は
難しく売られ過ぎの目安として
参考にする場合が多い指標です。
過去のチャートから見てもわかりますが、
120あたりの数値は
市場が盛り上がっている時には
簡単に突き抜けてしまします。
出来高も併せて参考にしたほうが
よいかもしれません。
また100以上と100以下では
レシオ値の重みが異なる点に
注意が必要です。
例えば値上がり銘柄数合計が800で
値下がり銘柄数合計が1000の場合は
レシオ値は80になりますが、
値上がり銘柄数合計が1000で
値下がり銘柄数合計が800と
真逆の場合にレシオ値は120ではなく
125になります。
同様にレシオ値70の逆は142.8、
60の逆は166.6になります。



ちなみに、騰落レシオは日経新聞の
朝刊で確認できます。
2019/04/27 日本経済新聞 では、
朝刊 16ページ に4月26日(市場体温計)
という記事があります。



騰落レシオ(25日移動平均) 90.19%
というように確認ができます。



参考サイト
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php
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