金の価格が上昇する理由はアレのコストが原因だった!?




金の価格は上昇を続けます。
金の価格は需要と供給によって決まります。
そのため、金の需要に大きな変化がなく
金の供給コストが上昇すると、
金の価格も上昇します。
金の供給コストは何によって
決まるのでしょうか?
金はどこにあるのでしょうか?
IMG_8054.JPG
金は鉱山にあります。
そのため、採掘してくる必要があるため、
金の価格は金の採掘コストによって
変動するのです。
労働者の賃金が上がるのならば、
金の採掘コストも上昇します。
そして、それは金の価格上昇につながります。
では、実際に資料を見てみましょう。
ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシズの
資料などから、金価格が2002年に
313米ドル/トロイオンス(月次平均)
であったころの
総生産コスト(減価償却を含む)は、
233米ドル/トロイオンス程度です。
10年後と比較します。
金価格が2012年に
1,677米ドル/トロイオンス(月次平均)
であったころは、
総生産コストが
970米ドル/トロイオンス程度
になっています。



このように、金価格の上昇の背後に
金の生産コストがあることが
データから示されています。
また、投資家は株価が揺らいで
リスクが高いと思えば
金を購入します。
これは、景気が後退したとしても、
金の価値は一定であるためです。
株価が下がっても
金の価値は変わらないため、
金の価格が相対的に高くなります。
以上から、金の価格は
採掘コストが上がる限り上がり続け、
株価が揺らぐ時も上昇するという
特徴があります。
そのため、金と株は併せ持ちすることで
資産の目減りを防ぐことができます。
金は現物でなくても
投資信託やETFで所有できます。
参考
金投資:生産コストが下支え
提供元:日興アセットマネジメント
https://money-bu-jpx.com/news/article013282/



※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。
また、健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも筆者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。