【2019.6.3】日経平均株価の行方は?今週のイベント予定【初心者向け】

先週の日経平均株価は21000円をさらに割り込んでしまいました。

日経平均株価を下げる要因は、日本国内よりも世界情勢です。

そのため、海外のニュースには要注意です。

今回は今週のイベントや注意すべき海外のニュースをまとめます。

自動売買を始めたい方はコチラ








1.今週の予定は?

今週の予定は以下の通りです。

  • ○デンマーク総選挙
  • ○青森県知事選投開票
  • ○規制改革推進会議(首相官邸)
  • ○G7労働相会合(パリ、7日まで)
  • ○欧州中央銀行(ECB)理事会(リトアニア)
  • ○1~3月期の法人企業統計(財務省)
  • ○トランプ米大統領が訪欧(7日まで)
  • ○G20「高齢化と金融包摂」シンポジウム(都内)
  • ○4月の景気動向指数(内閣府)
  • ○4月の家計調査(総務省)
  • ○4月の毎月勤労統計速報値(厚労省)
  • ○メイ英首相が保守党党首を辞任
  • ○5月の米雇用統計
  • ○岩屋防衛相がシャナハン米国防長官代行と会談(都内)
  • ○桜田経済同友会代表幹事会見
  • ○米連邦準備理事会(FRB)が金融政策に関する会議(シカゴ、5日まで)
  • ○豪中銀政策金利理事会
  • ○5月のユーロ圏消費者物価指数
  • ○G20財務相・中央銀行総裁会議(福岡市、9日まで)
  • ○G20貿易・デジタル経済相会合(茨城県つくば市、9日まで)

この中で注意すべきものは以下の予定です。

  • ○欧州中央銀行(ECB)理事会(リトアニア)
  • ○5月の米雇用統計
  • ○米連邦準備理事会(FRB)が金融政策に関する会議(シカゴ、5日まで)

欧州中央銀行(ECB)理事会や米連邦準備理事会(FRB)は金融政策についての議論が行われます。

昨今は金融政策よりも欧州危機や米中貿易摩擦が市場関係者の注目ですが、5年ほど前は金融政策の行方が注目の的でした。

また、5月の米雇用統計が悪い結果なら、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを行う可能性があります。

米国で利下げが行われれば、ドルを売って円を買う動きが加速し、円高局面に陥ります。

もちろん、日本も利下げができればよいのですが、すでに日銀は異次元緩和により利下げの余地はありません。

そのため、仮にFRBで利下げの検討が進めば、円高になります。

そして、円高になると日本株を売る動きが加速するため、日経平均株価に下げ圧力がかかります。






2.米国雇用統計とは?

米雇用統計は、アメリカ合衆国の労働省が毎月発表する、米国の雇用情勢を調べた景気関連の経済指標をいいます。

この結果によってFRBが金融政策の方向を決めるため、注意が必要です。

詳しくは以下の記事に書いていますので詳細は割愛します。

毎月第1金曜日の相場には注意が必要な理由


3.注意すべき海外ニュースは?

そのほか、注目すべき海外ニュースは以下の3つです。

  • EU,英国離脱,欧州危機関係
  • 中東,イラン情勢
  • 米中貿易摩擦

これらのニュースは日本のみならず世界各国の経済に影響します。

悪いニュースなら下げ圧力になりますが、解決の方向になると一気に反発する可能性もあります。

まとめ

  • 米連邦準備理事会(FRB)に注意
  • 米国雇用統計に注意
  • 以下の世界情勢ニュースも注意

    • EU,英国離脱,欧州危機関係
    • 中東,イラン情勢
    • 米中貿易摩擦

参考書籍

ゾーン 相場心理学入門 (ウィザードブックシリーズ) [ マーク・ダグラス ]


おわりに

相場分析ができるようになってから自動売買を開始することで、不安になったりしにくくなります。

自動売買は何も知らなくてもできるという広告がありますが、相場は人が介在します。

しっかりとトレード基礎を学んでからでないと、自動売買システムを使いこなせません。

自動売買を始めたい方はコチラ

※本ブログは筆者が学んだ相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。

また、健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも筆者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。