現在の世界の市場の不安因子について。一つは米中貿易摩擦、もう一つは?

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10連休明けの日経平均株価の不安因子

5月の10連休明けから、
米中貿易摩擦問題が再燃し
世界はリスクオフムードに
おおわれました。
ダウ平均や日経平均も
今週は大きく下げました。
しかし、米中貿易摩擦のほかに、
世界情勢を不安定にする
もう一つの因子がありました。
それが、イランの米国とイランの
対立激化です。


イランの核合意とは

イラン核合意とは、
核兵器開発の疑惑をかけられた
イランと米英仏独中ロが
2015年7月に結んだ合意です。
イランが核開発を大幅に
制限する見返りに、
16年1月に米欧が
金融制裁や原油取引制限などの
制裁を緩和しました。
イランが核兵器に転用できる
高濃縮ウランや兵器級プルトニウムを
2015年間は生産しないことや、
ウランを濃縮する遠心分離機の
大幅削減も盛り込まれ、
緊張が緩和しました。
しかし、制限付きでも核能力は
維持されたため、
トランプ大統領が
「致命的な欠陥がある」と
非難してきました。
2018年5月に
トランプ米政権が離脱を表明しました。
トランプ大統領が特に不満を示すのが、
合意がイランの弾道ミサイル開発や
周辺国での武装勢力支援を
制限していない点でした。


米国とイランの対立激化について

米国とイランの対立激化懸念が
強まっています。
米国によるイラン核合意からの
離脱と制裁強化で
苦境にあるイランが
強硬路線に転じているためです。
同国のロウハニ大統領は5月8日、
合意履行義務の一部停止を表明しました。
トランプ米大統領はすかさず
鉄鋼やアルミニウム取引を
対象とする追加の
制裁措置を打ち出しました。
合意維持に向けた
欧州連合(EU)の取り組みは
効果に乏しく、
軍事的な緊張も高まっています。
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米国と中国、米国とには要注意

以上から、米中貿易摩擦や
イラン核合意に関しては
問題が噴出しています。
これらのニュースが
世界経済を乱す要因です。
ニュースに注意して、
問題がありそうな時は、
トレードも休みましょう。
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