【2019.8.20】反発を続けるのか?また下落するのか?日経平均株価【初心者向け】


本ブログをお読みいただきありがとうございます。

サラリーマンの筋太郎です。

今回も日経平均株価の相場分析です。

前営業日の日経平均株価は反発。20563.16円で取引を終えました。

しかし、日経225先物ナイトセッションでは日経225先物期近は上昇して20650円で引けています。


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昨晩の欧米市場は?

米国市場

 米国株式市場は買いが優勢となり、ダウ平均株価は249ドル値上がりしたほか、ハイテク株の多いナスダック総合指数も8000ポイントの大台を回復して取引を終えました。中国やドイツの景気下支えに向けた動きを受け、世界経済に対する悲観的な見方が和らぎました。[ニューヨーク 19日 ロイター]

欧州株式市場

ロンドン市場

 続伸して取引を終えました。石油メジャー株が代われ、相場を押し上げました。中国人民銀行(中央銀行)が企業の借入コスト低下につながる金利改革を発表したことも買い材料になりました。FTSE100種総合株価指数は1.02%上がり、約10日ぶりの大幅な上昇となりました。パブ運営のグリーン・キングは51.0%上昇し、3年超ぶりの高値となりました。香港の富豪、李嘉誠氏が設立したCKアセット・ホールディングスが同社を買収すると発表したことが好感されました。[19日 ロイター]

欧州市場

 続伸して取引を終えました。主要国で景気刺激策が取られるとの期待感が相場を支えました。景気後退への懸念が和らぎ、債券は売られました。STOXX欧州600種指数は1.14%上昇しました。ドイツの連立政権が景気刺激策を打ち出す可能性があるとの報道が引き続き好感されました。ドイツのシュルツ財務相は、将来の経済危機に対応する財政的な余力が十分にあると語りました。[19日 ロイター]

PERから見る日経平均株価の適切な水準は?

PERとは株価収益率を表します。

私はいつもPERの水準で判断しています。PERは株価が1株あたりの純利益の何倍かを示し、成長期待に応じて値が大きくなります。

その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。

実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されているためPERの判断基準は相場に反映されています。

次に、PERはEPSとセットで考えます。

EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。

株価=EPS×PERです。

昨日の日経平均株価のPERはとEPSは

  • PER: 11.64002966 倍
  • EPS: 1,766.59 円

でした。

EPSが横這いならば日本企業の稼ぐ力は変わっていないことを意味します。

それでも株価が上がった場合はPERが上昇しています。

さて、日経平均株価のPERから下記の基準が考えられます。

  • PER13倍: 22965.67 円 →上値メド
  • PER12倍: 21199.08 円 →妥当な水準の中心
  • PER11倍: 19432.49 円 →下値メド

ボリンジャーバンドから見る日経平均株価は?

25日単純移動平均線(以下、25SMA)を用いて、標準偏差σを求めます。

このσを平均線に足したもの、引いたものがボリンジャーバンドです。

8/19を含め25日間の日経平均株価の終値は

  • 2019/8/19 20,563.16
  • 2019/8/16 20,418.81
  • 2019/8/15 20,405.65
  • 2019/8/14 20,655.13
  • 2019/8/13 20,455.44
  • 2019/8/9 20,684.82
  • 2019/8/8 20,593.35
  • 2019/8/7 20,516.56
  • 2019/8/6 20,585.31
  • 2019/8/5 20,720.29
  • 2019/8/2 21,087.16
  • 2019/8/1 21,540.99
  • 2019/7/31 21,521.53
  • 2019/7/29 21,616.80
  • 2019/7/26 21,658.15
  • 2019/7/25 21,756.55
  • 2019/7/24 21,709.57
  • 2019/7/23 21,620.88
  • 2019/7/22 21,416.79
  • 2019/7/19 21,466.99
  • 2019/7/18 21,046.24
  • 2019/7/17 21,469.18
  • 2019/7/16 21,535.25
  • 2019/7/12 21,685.90
  • 2019/7/11 21,643.53

です。

ここから25SMAと標準偏差を求めます。

  • 25SMA 21,134.96 円
  • σ 498.92 円

以上を用いて-3σ~+3σを求めます。

25SMAに標準偏差の1倍~3倍の値を足したり引いたりするだけです。

  • +3σ : 22631.71 円
  • +2σ : 22132.8 円
  • +1σ : 21633.88 円
  • 25SMA : 21,134.96 円
  • -1σ : 20636.04 円
  • -2σ : 20137.13 円
  • -3σ : 19638.21 円

ボリンジャーバンド水準で見ると8/16は-1σ:20636円の下で終値をつけています。

しかし、8/16のナイトセッションでは20650円のため-1σと25SMAの間にいます。

まとめ

  • 21199 円 :PER水準で見た場合→PER13倍
  • 22632 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+3σ
  • 22133 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+2σ
  • 21634 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→+1σ
  • 21199 円 :PER水準で見た場合→PER12倍
  • 21135 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→25SMA
  • 20636 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-1σ
  • 20137 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-2σ
  • 19638 円 :ボリンジャーバンドで見た場合→-3σ
  • 19432 円 :PER水準で見た場合→PER11倍

米中対立が再び激化すればPER11倍を割り込む可能性すらあります。

世界が穏やかになればPER12倍まで戻す可能性があります。

ボリンジャーバンドの節目は一時的な折り返しの目安になります。

PERの節目は折り返しの目安として使用します。

相場の予測はできません。

しかし、いつでも買いと売りが50%の確率で動くわけではありません。

異常な安値はいずれ修正され上がります。

異常な高値はいずれ修正され下がります。

この異常な水準を見極め、確率的に優位なポジションをとることで、長期的に利益が上がります。

そのため、このブログでは株価の予想ではなく現在がどの水準にあるかを常に考えます。

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