自己肯定バイアスと損切りの難しさ、そしてその対処方法

自己肯定バイアスとは、
自分状況を肯定する
認知の歪みのことです。
自己肯定バイアスにより、
損切りはとても困難な作業に
なってしまいます。



誰しもエントリーするときは、
上がると思えば買い、ロングのポジション、
下がると思えば売り、ショートのポジション
を取りますよね。
しかし、思ったように相場は動しません。
むしろ、予想の逆に動いてしまう。
でも未来はわかりません。
予想通りに相場が反転するかもしれないのです。
そんなことを考えているうちに、
損切りラインに到達しました。
あなたは、損切りをしますか?
しかし、損切りをした途端に、反転するかもしれません。
損切りは自己否定であり、
認め難いものです。
ここに、自己肯定バイアスにより、
わかっているけど損切りできない
怖さがあるのです。
自己肯定バイアスは相場以外でも
様々な場面に登場します。
タバコを吸っている人は、
タバコを吸っていても
長生きする人はいると言います。
タバコを吸わない人は、
タバコの健康面の害悪を語ります。
自己肯定バイアスにより、
わかっていてもいざとなると、
損切りができないものです。
ブローカーの環境にもよりますが、
エントリー時に必ず損切り、逆指値、
またはストップロスを設定し、
それを動かさないようにしましょう。



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