嵐、二宮結婚2日後のコンサートで「櫻井翔はパーフェクト!」とファン賛辞のワケ

嵐の20周年記念ツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』の北海道・札幌ドーム公演が、11月16日に終了した。二宮和也の結婚発表を受け、初日の14日はどんな内容になるのか注目が集まっていたが、メンバーやファンにとっても緊張感の漂うコンサートになったようだ。
 同月12日、二宮はファンクラブのサイトを通じて結婚を報告。お相手は、かねてより交際していた元フリーアナウンサー・伊藤綾子だと報じられており、ネット上のファンからは困惑気味の声が続出。周知の通り、“匂わせブログ”の一件で伊藤に否定的な感情を抱いているファンも多いだけに、14日に始まる札幌公演は「地獄絵図」「“お通夜状態”になるのでは」と、予想されていた。
 そんな中、14日に参加したファンの書き込みによると、オープニングの映像で二宮の顔がモニターに映し出された際、「明らかに歓声が少なかった」という。罵詈雑言や悪口を叫ぶ不届き者は現れなかったそうだが、やはりファンも複雑な気持ちで二宮の姿を見守っていたのだろう。とはいえ、わずかに「結婚おめでとう」と書いた手作りうちわを持っている人もいたと、目撃証言が出ている。
 また、二宮に関しては「体をブンブン揺らしながら手を振ったり、下にも上の方にもファンサービスしてた」「優しい笑顔で、一人ひとりしっかり見てくれてるような感じだった」「普段以上にファンサしてたし、キレっキレに踊ってた」「ダンスはキレッキレだし、ファンサは全力だし……結婚のことなんて忘れさせるくらいだった」「最初は二宮の表情が硬かったけど、だんだん普通に戻っていった」といったレポートも。ファンの前では、本業のアイドルに専念していたものとみられる。
「また、ファンの間では櫻井翔の“気遣い”に対して、感激の声が多く上がっています。櫻井は1曲目からお客さんを煽って盛り上げつつ、『夢の世界へようこそ』と、コンサートが非現実的な空間であると強調していたそうです。さらに、MC中の告知タイムで、例えば松本潤に振る時は『松本くんからのお知らせをどうぞ』などと促すところ、二宮に振る時は『映画のお知らせ』と“映画”の一言を挟んでいたとか。これを受け、二宮は2020年公開予定の出演映画『浅田家!』の宣伝に移ったとか。確かに『ニノからのお知らせ』という前置きならば、ファンは結婚の話をするのかと身構えてしまうでしょう。こうした櫻井の気遣いには、『本当に信頼できる。1秒も会場の空気を不穏にさせない力強さを感じた』『会場をドキッとさせない言い回しをしたのがグッと来た』『MCの翔くん、先回りしてファンのことを考えてくれててパーフェクトだった』と、絶賛されていました」(ジャニーズに詳しい記者)
 一方、札幌公演前には、SNS上で「開演前にドームを黄色で埋めよう」「『せーの』で『ニノ結婚おめでとう』と言いましょう」との呼びかけが広まり、物議を醸した。“黄色”は二宮の担当カラーであるものの、結婚に反対の人、または祝福したい人……と、それぞれ感情が異なるだけに、「無理に合わせなくていい」「強要されてすることじゃない」と、辛らつな意見が相次いだのだ。しかし、少なくとも14日の公演はペンライトが黄色一色になることはなく、「せーの」といった掛け声もなかったようだ。
 そして、最後まで二宮が結婚の話題を口にすることはなかったというが、終盤の挨拶でファンに向けて「今日は優しさを感じました」と、意味深な一言を残したとか。さらに、20年応援してくれたファンに感謝しながら、「私は変わらず、ずっとここに居続けます」と、今後もステージに立ってパフォーマンスを届けると、宣言していたそうだ。
 もちろん、これらのメッセージで二宮や嵐に見切りをつけたファンもいた可能性もあるが、「ニノの言葉にジーンときた。私は変わらずニノのファンでいるんだなって思った」「始まる前はドキドキハラハラだったけど、始まったらいつもの嵐で、最高の空間だった」「ニノと嵐はいつも通りだったよ。これからもついていく!」と、決意を新たにした人も少なくなかった。
 せめてコンサートの場だけはファンを一番に考え、残りの公演をやり遂げてほしいものだ。
残りの公演が最高のものになることを願っています!
参考
サイゾーウーマン
https://www.cyzowoman.com/2019/11/post_258289_1.html
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