嵐・大野智、「2年くらいなんてことない」発言が波紋! 活休発表後の会話内容とは

2020年末での活動休止に向けて、最近は動画配信サイト・YouTubeチャンネルの開設、5つのSNSをスタートさせるなど、新たな分野に進出している嵐。グループが一度休むきっかけとなったのは、リーダー・大野智の提案だったが、芸能界の大先輩に漏らしたという彼の言葉が、ファンの間で話題になっている。

 嵐は今年1月、ファンクラブ公式サイトを通じて2020年いっぱいで活動を休止すると報告。その後に開いた会見では、176月に大野がメンバーを集めた際、「自分の嵐としての活動を一旦終え、自由に活動してみたい」と伝えたことを説明。話し合いを重ねた上で、186月に活動休止の決断に至ったと、語っていた。また、21年以降の予定については「具体的に何がしたいかというのは僕の中では決まっていることではない」(大野)と、告白。「この世界を一度離れてみて、いままで見たことのない景色を見てみたいというか、普通の生活というのはいままでこの世界に入って経験していないなというのもあり、そういうことにも興味というか」と、“自由な時間”を過ごしたいと、正直に打ち明けたのだ。

 そんな嵐は現在、CDデビュー20周年を記念した長期間のツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』の真っ最中。昨年11月にスタートして以降、5大ドームを何度か回っており、先日の1030日・31日には東京ドームで公演を行った。都内での開催とあって、この2日間はジャニーズの仲間たちや、多くの芸能関係者が鑑賞していたようだ。タレント・俳優のきたろうもその一人で、ラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ!』(文化放送、116日放送)では、「先週ね、嵐のコンサート行ってきましたよ」と、近況を話した。

 きたろうは、これまでに野球観戦のため何度も東京ドームを訪れているそうだが、「嵐のコンサートはね、別世界だったね。ここが野球やるところかな? と思うぐらいに。3時間ほとんど歌いっぱなしなんだけどね、嵐。飽きないんだよ」「日本の粋を集めた楽しさがあるね」と、大絶賛。そもそもきたろうは、0405年に放送されたバラエティ『嵐の技ありッ!』(フジテレビ系)にレギュラー出演していたほか、ドラマ『魔王』(TBS系、08年放送)映画『忍びの国』(17年公開)などでも大野と共演している。

 きたろうによれば、嵐のコンサートを見に行くのは久しぶりだったといい、「嵐と一緒に番組やってた時があって。その時に行って、もう格段と歌がうまくなってるね、奴ら」「櫻井(翔)くんなんて、その当時はラップしかやってなかったんだもん」と、嵐の成長に驚きっぱなし。さらに、きたろうが「辞めるっていう時にね、『2年後には辞める』っていう時に……」と切り出すと、出演者のいとうあさこが「『辞める』っていうか、まぁ“お休み”という……」と、フォロー。続けてきたろうは、

「その時に俺は、大野くんに電話したんだよ。『お前、偉い』って。あのね、『すぐ辞めたいだろ?』って聞いたのね。『いや、そんなことはないです。2年ぐらいなんてことありません』って、しっかり答えた。あ、大人だな~と思って。普通ね、まぁ大人の事情があるからね。『辞める』ったって、辞められないだろうけどね。『なんてことありません』っていうのが偉いな~って思って」

と、活動休止が判明した後の大野との会話を告白。パーソナリティの大竹まことが「大人の事情がその子は、その子って言い方は変か……わかってるってことなの?」と聞くと、きたろうは「わかってるんだよ」と、即答。「お前だったらすぐ辞めちゃうよな」(大竹)「辞めちゃうよ~。大人の事情がわからない。だから偉いと思った」(きたろう)と、大野の考え方や姿勢にいたく感心していた。

 このエピソードを受け、嵐ファンの反応はさまざまだ。「きたろうさん、貴重な話ありがとうございます」「ラジオでの話、智ファンにはうれしいね」と感謝する人や、「早く辞めたいだろうに2年も残されて可哀想とか言う人もいるけど、『2年ぐらいなんてことありません』っていう意思を知れてよかった」「智くんは嫌々やってないってことがわかったね。だから可哀想って勝手に思わないこと! 会見から活動休止までの2年、智くんはちゃんと全うしようとしてる」と、きたろうが伝えた大野の発言を前向きに捉えるファンが多かった。

 しかし一方で、「智くんの言葉、並々ならぬ覚悟が伺えて胸が苦しくなる。『2年ぐらい』という部分から、これまでの長い年月と比べれば……という思いも感じられる」「大野くんの言い方が“2年ぐらいで嵐辞められるならなんてことない”って言ってるみたい……。そんなことないよね?」「2年後には確実に自分の思う道に行けると思うからこその言葉だね」「『2年ぐらいなんてことない』の一言に智くんの苦悩や決意が秘められているんだろうな。この言葉から想像すると、グループには戻らないと思う」と、悲観的に受け止める人も。

 また、今回はあくまできたろうが大野の話しぶりを代弁した形で一字一句が正確とは限らないが、「『2年ぐらいなんてことありません』って言い方が腹立つ」「やっぱり大野は『あと2年すれば辞められる』って思いながら活動してるのかな。落ち込む」「また嵐をやりたいって思ってるメンバーの気持ちを考えるとつらい」「ひどい発言。嫌だけど大人の事情で仕方なくやってるってことでしょ? こんなのラジオで話すきたろうもどうかと思う」と、大野やきたろうに対する怒りを露わにする書き込みも上がっていた。

 一部ファンが「『2年ぐらいなんてことない』と自分に言い聞かせてると思うと切ない。責任感が強い人なのはわかってるけど、智くんの心が心配」と懸念しているように、ここにきてさらに精力的な活動を展開する大野たちの精神バランスが崩れなければよいのだが……

大野くんは辛くても頑張ってきたんですね。

参考

サイゾーウーマン

https://www.cyzowoman.com/2019/11/post_257231_1.html

39B897A0-55FB-4F83-A9FB-56FDB317191A.jpeg