【2019.6.17】メジャーSQ週明けの日経平均株価は?【初心者向け】


本ブログをお読みいただきありがとうございます。

サラリーマンの筋太郎です。

今回も日経平均株価の相場分析です。

先週のメジャーSQは大きな混乱はなく通過しました。

先週の日経平均株価は反発して21,116.89円で取引を終えました。

日経225先物ナイトセッションでは20980円付近で引けています。

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昨晩の米国市場は?

 ハイテク株の多いナスダック総合指数が下落。ダウ平均株価やS&P総合500種指数は小幅安。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に警戒感が広がりました。 利下げ期待を背景にS&P500指数は今月に入り約5%値上がり。週間では2週連続で上昇しました。

今後の注目イベント

当面の注目は18─19日に開くFOMCで7月以降の利下げの可能性を示唆するかどうかです。また、米中貿易摩擦問題では、28─29日に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の際に米中が通商を巡る交渉を再開できるか注目されています。

中東の原油

 中東の原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡近くのオマーン湾では13日、タンカー2隻が攻撃を受けました。これについて、トランプ米大領は14日、「イランが行った」と名指しで非難。この発言を受けて、米イラン間の軍事衝突に対する懸念が広がる中、午前中ごろまでもみ合いとなっていた原油相場は徐々に買いが優勢となりました。

 ただ、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行。ドル建てで取引される原油に割高感が生じたことから、相場の上値は抑えられました。また、米中「貿易戦争」が長期化すれば世界的なエネルギー需要にも悪影響が及ぶとの懸念が根強いことも相場の重しとなりました。国際エネルギー機関(IEA)は14日発表の月報で、2019年の世界の石油需要拡大見通しを日量平均120万バレルと予想し、前月時点の予想から10万バレル下方修正。また、石油輸出国機構(OPEC)と米エネルギー情報局(EIA)も今週に入り、19年の石油需要見通しを下方修正しています。


PERから見る日経平均株価の適切な水準は?

PERとは株価収益率を表します。

私はいつもPERの水準で判断しています。

その理由は、PERは海外投資家の主な判断基準だからです。

実際、日本市場の7割は海外投資家によって売買されています。

次に、PERはEPSとセットで考えます。

EPSとは、1株あたりの利益を金額で表したものです。

株価=EPS×PERです。

先週末の日経平均株価のPERは11.88倍、EPSは1,777.52円でした。

EPSが横這いならば日本企業の稼ぐ力は変わっていないことを意味します。

それでも株価が上がった場合はPERが上昇しています。

さて、日経平均株価のPERから下記の基準が考えられます。

  • PER13倍: 23107.76 円 →上値メド
  • PER12倍: 21330.24 円 →妥当な水準の中心
  • PER11倍: 19552.72 円 →下値メド

ボリンジャーバンドから見る日経平均株価は?

25日単純移動平均線(以下、25SMA)を用いて、標準偏差σを求めます。

このσを平均線に足したもの、引いたものがボリンジャーバンドです。

6/14を含め25日間の日経平均株価の終値は

  • 2019/6/14 21,116.89
  • 2019/6/13 21,032.00
  • 2019/6/12 21,129.72
  • 2019/6/11 21,204.28
  • 2019/6/10 21,134.42
  • 2019/6/7 20,884.71
  • 2019/6/6 20,774.04
  • 2019/6/5 20,776.10
  • 2019/6/4 20,408.54
  • 2019/6/3 20,410.88
  • 2019/5/31 20,601.19
  • 2019/5/30 20942.53
  • 2019/5/29 21003.37
  • 2019/5/28 21260.14
  • 2019/5/27 21182.58
  • 2019/5/24 21117.22
  • 2019/5/23 21151.14
  • 2019/5/22 21283.37
  • 2019/5/21 21272.45
  • 2019/5/20 21301.73
  • 2019/5/17 21250.09
  • 2019/5/16 21062.98
  • 2019/5/15 21188.56
  • 2019/5/14 21067.23
  • 2019/5/13 21191.28

です。

ここから25SMAと標準偏差を求めます。

  • 25SMA 21,029.90 円
  • σ 250.52 円

以上を用いて-3σ~+3σを求めます。

25SMAに標準偏差の1倍~3倍の値を足したり引いたりするだけです。

  • +3σ : 21781.46 円
  • +2σ : 21530.94 円
  • +1σ : 21280.42 円
  • 25SMA : 21029.9 円
  • -1σ : 20779.38 円
  • -2σ : 20528.85 円
  • -3σ : 20278.33 円

ボリンジャーバンド水準で見ると6/14は25SMA:21,029円を超えて終値をつけています。

6/17のナイトセッションでも21000円付近で引けています。

6/17は25SMAの21,029円を維持できるかに注目です。

まとめ

  • 今週はFOMCに注目!?
  • 21330円:PER水準で見た場合→PER12倍
  • 21280円:ボリンジャーバンドで見た場合→+1σ
  • 21030円:25日移動平均線
  • 20779円:ボリンジャーバンドで見た場合→-1σ

相場の予測はできません。

しかし、いつでも買いと売りが50%の確率で動くわけではありません。

異常な安値はいずれ修正され上がります。

異常な高値はいずれ修正され下がります。

この異常な水準を見極め、確率的に優位なポジションをとることで、長期的に利益が上がります。

そのため、このブログでは株価の予想ではなく現在がどの水準にあるかを常に考えます。

以上、「【2019.6.14】中東オマーン沖での石油タンカー攻撃の影響は?【初心者向け】」の相場分析でした。

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